何か写真に写すものは無いかと歩いていたら、少年が話しかけてきた。
少年と行ってもまだ幼い。小学一年生ぐらいだったかなあ? 「あのー、僕のお母さんはどこですか?」 言葉だけ考えるとシュールである。自分の本当の母親はいったい何処に いるのだろうか?母親とはこの場合はどういった意味を表しているので あろうか?幸い私は哲学者ではなかったので、そのまま素直に状況を 把握した。 「君は迷子なの?」 すると少年は頷き、 「母はおしっこに行くと言ったまま消えてしまいました」 と言った。 んー、またシュールな事を言う少年だ。しかしこのまま保護しても逆に 私が誘拐犯に間違われても困る。公園の管理事務所の所まで連れて 行く事にした。すると母親が現れた。 「もー、○○ちゃん、私がおしっこに行っている間に何処に行ってたの?」 少年は困った顔をしながら私を見た。私も困った。母親はなおも言う。 「もー、私がおしっこ行ってただけなのに。。。」 周りには多くの人たちいたが、誰もがその母親に目を合わせないようにしていた。
by mnoji
| 2004-11-10 22:06
| 小旅報告
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