エッセイ
確か司馬遼太郎のエッセイだったかと思う。友人夫婦の話。

その夫婦には小学校に通う子供がいて、勉強はあまり得意では
なかったらしい。男親としてそれを憂いていた。ある日家庭訪問で
教師が家に来た。男親は普段あまり家庭を省みていなかったせいか
子供の事も奥さんに任せきりだった。なのでその時も当然ながら
勉学の事も奥さんが教師に聞いてくれると思い黙っていた。
しかし奥さんが教師に聞いたのは二つだけだった。
「息子は毎日給食をきちんと食べていますか?」
「他の誰かを困らせたりしてはいませんか?」
それぞれ大丈夫との答えを聞くと、奥さんはそれなら良いですと
安心した。後は世間話だけ。
そんな奥さんを見て、自分はこの女に遥か及ばないと男親は悟った。

確かそのような内容だったと思う。
時々ふと読み返してみたくなる。
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by mnoji | 2004-09-16 22:35 | その時々
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