猫の森へ初めて行ったのは、昨年3月下旬だった。それからたまに
行くようになり、日々通うようになったのは4月下旬だったと思う。 最初にいた猫は、たま、チャメ、ぽち、ころの4匹。当初は行くとすぐ 逃げてしまい、写真もぶれたりぼけたりであまり良くは写せなかった。 その後、たまが最初になついできてくれた。他の猫たちともまあそれ なりに仲良くなり、猫の森の平穏が保たれていた。 異変が起きたのは7月だったかな。新たにメロンという子猫が現れた。 子猫一匹で森の雰囲気はだいぶ変った。たま以外の猫たちがあまり 近寄らなくなってしまったのだ。どうなるのかなあと思っていたら、すぐ その子猫は姿を消してしまった。また森に平穏が戻る。 10月にはまた子猫が現れた。最初はまろ、次にぱんち。更に11月に なると、りんが加わった。これで合計7匹になった。子猫たちは当初 猫社会のルールもわからないようで、他の大人の猫ともよく諍いが あった。 今年1月には、たまが死んだ。そして2月には、チャメも。今現在5匹の 猫たち。ころの調子が悪い。子猫たちは元気だ。 文章にしてしまえば、これだけの事なのだけど、この1年はとてつもなく 長く、そして嬉しさや悲しさがあったなあ。 子供の頃は何も変らない日常生活がつまらなく、退屈だった。今になると 何事もない日常というものの、ありがたみがよくわかる。昨日会えたからと 言って、また今日も会えるとはかぎらない。もう2度と会えない事もある。 今日と言う日を、今という時を大切にするしかない。
by mnoji
| 2005-03-02 10:00
| 猫の森
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